キビ刈り体験
自分たちで搾りました
焚きあげて黒糖へ |
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国際交流の船旅をコーディネイトするピースボートと韓国のNPO「環境財団」が共同でコーディネイトする船旅「PEACE&GREEN BOAT(ピースアンドグリーンボート)」が24日、石垣島に寄港した。
ピースアンドグリーンボートは日韓国交正常化40周年となる2005年8月に初航海。日本と韓国からそれぞれほぼ同数の参加者が1つの船で東アジア各地を巡り、寄港地での交流プログラムや船内生活を共にしながら、アジアの歴史認識、環境問題、文化や社会を一緒に考えて体験する。
今回のクルーズは21日に神戸港を出港、石垣島、台湾の基隆、韓国の釜山に寄港して28日に広島に帰港する日程。石垣島には初めての寄港だという。
600人の乗客のうち40人がオプショナルツアーとしてグリーン・ツーリズムに参加。川平観光農園(池村多喜美代表)でサトウキビ刈りや黒糖づくりを体験した。
ピースボートの中原大弐さんは「環境をテーマに各地を巡っている。こちらでは島独自のものを体験してもらおうと、グリーンツーリズムのほかに西表島や白保のサンゴ礁などについて考えるツアーも用意した。サトウキビを刈るだけではなく、サトウキビが島の人々にとってどういうものであるのかなどを知ってもらいたい」と説明。川平観光農園の池村さんは「田舎暮らしを体験するものなので、昔ながらの黒糖づくりや本当の生活を知ってほしい」と話した。
参加者は吉原海岸を清掃した後、サトウキビ刈りと搾りを体験。サトウキビの刈り方や刈ったキビを束ねる紐の結び方などの説明を受けた。韓国人の参加者もいるため、日本語とハングル語で解説が行われていた。参加者が刈ったサトウキビを同農園に持ち帰って、サトウキビ搾り機へ。水牛の代わりに参加者が搾り機を回し、自らで搾ったサトウキビジュースの味に「おいしい」との声があがった。黒糖づくりは薪を焚きあげる古来製法で行われ、木の棒で一生懸命にかき混ぜる参加者の姿が見られた。参加者らは出来上がった黒糖を味見して、サトウキビジュースとは違った甘さを堪能した。
栃木から参加したという青藍泰斗高校3年生の呂比須初江さん、高島枝里香さん、黒田由美さんは「日本と韓国では昔、色々あったかもしれないが、こうして交流できるのは楽しい。環境のことなどを勉強しながら旅をしている」と船での様子を話した。呂比須さんは「海岸を清掃したとき、海はきれいなのにゴミがたくさんあることに驚いた。漂着ゴミを見て、海外からのゴミも多かった。人種関係なく、環境問題に取り組まないといけないと思った」と真剣な表情を浮かべた。サトウキビについては3人とも「初めて見た。生で食べてみて、何か懐かしい味がした」と感想を述べ、出来上がった黒糖も「おいしい」と笑顔だった。
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