JTAサザンスカイサービス石垣空港所に初の女性マーシャラー(航空機誘導員)が誕生した。渡慶次真澄さん、22歳。沖縄県内の離島空港では渡慶次さんが初めての女性で、10月27日にはその仕事ぶりがマスコミに公開された。
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マーシャラーとは空港に到着した航空機をスポットと呼ばれる定位置に誘導する係。パイロットへの的確な指示を送ることが求められる。
渡慶次さんは那覇市生まれ。父親の転勤で飛行機に乗ることが多く、空港内の仕事をよく目にしていた。高校卒業後に沖縄職業能力開発大学校物流情報科に入学。機械関係に興味があった渡慶次さんは、職場体験で那覇空港に行き、飛行機のすぐ近くで機材を扱う女性たちを見て憧れるようになったという。
そして2007年に入社し、1年目は貨物を担当。昨年から運送課に配属され、3年目の今年、約半年の訓練を経て9月29日にマーシャラーとして認められた。10月21日にデビューを果たしているが、取材陣に囲まれたこの日は緊張してしまい「(今の誘導は)まあまあ。まっすぐなつもりだったけど、気持ち分、ズレてしまった」と苦笑いした。
安全にスムーズに誘導し、機体を完全に停止させるチョークマンと呼ばれる人と呼吸を合わせなくてはならない。「急停止させないよう注意している。雨が降っている日には停止線が見えないこともあるので難しいが、何事もなく終われば、それだけで嬉しい」と仕事の喜びを語った。
だが渡慶次さんの仕事はマーシャラーだけではない。手荷物の積み降ろしなど、男性でもハードな力仕事もこなす。体力には自信があるというが、その頑張りぶりは目を見張るものがあると空港スタッフは話す。
そんな渡慶次さん、マーシャラーだけにとどまらず「まだまだ取得したい資格がある」と話す。離発着前に航空機の周りではボーディングブリッジの操作や貨物の搭降載、機体の牽引など、さまざまな機材が動いているのを見るが、それらの仕事をするために勉強を続けていくという。
笑顔が素敵な渡慶次さんの誘導で、今日も空港はスムーズな運航が続く。